いい大人は一刻も早くYahooかGoogleに避難しましょう。
夏一夜
痛いほどの日射をまるで手を緩めず、ご先祖様達がさてそろそろと腰を上げはじめた2015の夏、僕は青々と広がる田園風景を後にし、酷暑という言葉が最も飛び交うコンクリートの真ん中に立っていた。

昨日の今は、透き通った芋の香が喉を刺激していたが、ここでは主に黄金色に輝く麦の香が喉を潤し、僕の意識が何重もの世界で心地よく重なりあっている。

あぁ、あなたとどれだけの扉を開け、日射の名残りを消しきれない、湿った空気の石畳を歩いたことか。

夏一夜は蜃気楼。


そして僕はダンシング。
すでに意識はナッシング。
爆音の中でただただもう一人の僕と向き合い、ひたすら踊り狂っていた。
あなたとの別れがそこにあるとも知らずに。

夏の夜は、突然の残酷を僕に突きつけるんだね。知らなかったよ。
でも僕は悲しくはない。淋しいだけなんだ。だってあなたは、他の誰かの胸に抱かれて、幸せな夏の終わりを過ごすのだろうから。

そう僕はあなたの幸せを願ってるよ。心から。

今までありがとう。僕は、この湿った空気が空の彼方に吸い込まれる頃、全てをリセットしてる。だからもう動き出してるんだ。次のあなたに出会うためにね。



クレジットカード、
運転免許証、
キャッシュカード、
WAONカード、


そして、


Tカード。

全てをリセットした頃に、
スレンダーボディの長い娘か、
小柄でぽっちゃりの二つ折の娘か、

…とても楽しみだよ。

でもね、今度はね、僕から離れられない様に、お揃いのリングと赤い糸で繋ぎとめるのさ。



皆さん、財布の紛失にはくれぐれもご注意を。。



 
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